Ubuntu 18.04でJava開発環境を整える

Ubuntu 18.04日本語版をインストールしてJava開発環境を構築するときのメモ書き。随時更新予定。

  • 2019/8/17 フォントのインストールを追加

フォルダ名を英語にする。

日本語環境にすると、ホームにあるフォルダ名が日本語になる。コマンドラインで使うときに不便なので英語の名前に変換する。

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

日本語入力切替キーを変更する

日本語入力の切り替えをMacと同じにする。会社ではMacを使っているので、甚だ不便。 以下の説明は、Mozcを使用している場合。

  1. アプリケーションの一覧より、Mozcを検索して、Mozcの設定画面を起動。
  2. 一般タブにあるキー設定 - キー設定の選択 - 編集ボタンをクリック。
  3. モードが変換前入力中、入力キーがMuhenkanを探す。この行のコマンド列の設定を、IMEを無効化に変更。
  4. 同様に、モードが変換中、入力キーがMuhenkanを探す。この行のコマンド列の設定を、IMEを無効化に変更。
  5. 同様に、モードが文字入力無し、入力キーがMuhenkanを探す。この行のコマンド列の設定を、IMEを無効化に変更。
  6. モードが文字入力無し、入力キーがHenkanを探す。この行のコマンド列の設定を、IMEを有効化に変更。

ついでにCtrlキーも入れ替えるかどうか悩みどころ。

KeePassXC

パスワードマネージャのKeePassXCをインストール。私はこれがないとパスワードが分からん。

sudo apt install keepassxc

Visual Studio Code

テキストエディタVisual Studio Codeをインストール。このサイト(https://code.visualstudio.com/)からダウロードしてファイルマネジャーで実行。

Guakeをインストール

ターミナルソフトである、Guake Terminalをインストール。標準の端末と比べて、常駐してショートカットキーでさっと起動できるので、こちらのほうが便利。 ログオン時に自動起動すると便利なので、Tweek Toolをインストールして設定する。

sudo apt install guake

terminatorというターミナルも気になっているので、今度使ってみることにしよう。

Tweak Tool

Gnome Destopをカスタマイズできるtweek-toolをインストール。

sudo apt install gnome-tweak-tool

このツールで以下の設定を行う。

  • guakeをログオン時に自動起動する。スタートアップアプリケーションタブで設定。

SDKMan

開発ツールのパッケージマネージャである、SDK Manをインストール。Javaやgradleはこれを使ってインストールすることにする。

sudo apt install curl
curl -s "https://get.sdkman.io" | bash
source "$HOME/.sdkman/bin/sdkman-init.sh"

インストールの確認

yaku@yaku-H97M-D3H:~$ sdk version
==== BROADCAST =================================================================
* 2019-02-21: Kscript 2.7.1 released on SDKMAN! #kscript
* 2019-02-19: Grails 4.0.0.M1 released on SDKMAN! #grailsfw
* 2019-02-16: Kscript 2.7.0 released on SDKMAN! #kscript
================================================================================

Javaのインストール

SDK Manを使用してJavaをインストールする。まずはインストール可能なバージョンを確認。

yaku@yaku-H97M-D3H:~$ sdk list java
================================================================================
Available Java Versions
================================================================================
     13.ea.07-open       8.0.202.j9-adpt                                        
     12.ea.31-open       8.0.202.hs-adpt                                        
     11.0.2-sapmchn      8.0.202-zulufx                                         
     11.0.2-zulu         8.0.201-oracle                                         
     11.0.2-open         7.0.211-zulu                                           
     11.0.2-amzn         6.0.119-zulu                                           
     11.0.2.j9-adpt      1.0.0-rc-12-grl                                        
     11.0.2.hs-adpt      1.0.0-rc-11-grl                                        
     11.0.2-zulufx       1.0.0-rc-10-grl                                        
     10.0.2-zulu         1.0.0-rc-9-grl                                         
     10.0.2-open         1.0.0-rc-8-grl                                         
     9.0.7-zulu                                                                 
     9.0.4-open                                                                 
     8.0.202-zulu                                                               
     8.0.202-amzn                                                               

================================================================================
+ - local version
* - installed
> - currently in use
================================================================================

OpenJSKバージョンである、11.0.2-openを使うことにする。

sdk install java 11.0.2-open

JAVA_HOMEを、.bashrcに設定する。以下の行を追加。

export JAVA_HOME=$HOME/.sdkman/candidates/java/current

Gradleのインストール

SDK Manを使用してインストールする。インストール可能なバージョンを確認。

yaku@yaku-H97M-D3H:~$ sdk list gradle
================================================================================
Available Gradle Versions
================================================================================
     5.2.1               4.3.1               2.14                1.10           
     5.2                 4.3                 2.13                1.9            
     5.1.1               4.2.1               2.12                1.8            
     5.1                 4.2                 2.11                1.7            
     5.0                 4.1                 2.10                1.6            
     4.10.3              4.0.2               2.9                 1.5            
     4.10.2              4.0.1               2.8                 1.4            
     4.10.1              4.0                 2.7                 1.3            
     4.10                3.5.1               2.6                 1.2            
     4.9                 3.5                 2.5                 1.1            
     4.8.1               3.4.1               2.4                 1.0            
     4.8                 3.4                 2.3                 0.9.2          
     4.7                 3.3                 2.2.1               0.9.1          
     4.6                 3.2.1               2.2                 0.9            
     4.5.1               3.2                 2.1                 0.8            
     4.5                 3.1                 2.0                 0.7            
     4.4.1               3.0                 1.12                               
     4.4                 2.14.1              1.11                               

================================================================================
+ - local version
* - installed
> - currently in use
================================================================================

最新版のインストール。

sdk install gradle

IntellJ IDEAをインストール

このサイト(https://www.jetbrains.com/idea/download/#section=linux)からダウンロードしてインストールする。

インストール用のディレクトリをローカルに作る。

mkdir ~/Applications

ダウンロード終了後、ファイルを展開

tar xzvf  ~/Downloads/ideaIC-{version}.tar.gz -C ~/Applications

起動してセットアップ

~/Applications/idea-IC-191.6183.87/bin/idea.sh

起動時に以下のエラーが出る場合

Gtk-Message: Failed to load module "canberra-gtk-module"

追加でモジュールをインストールする。

sudo apt install libcanberra-gtk-module libcanberra-gtk3-module

Docker

Dockerのインストールは、この公式サイト(https://docs.docker.com/install/linux/docker-ce/ubuntu/)の説明どうりにやる。

Spotify

SpotifyはありがたいことにUbuntuで動作するPlayerを提供している。やっぱり音楽がないと始まらない。このページの説明を読めばインストールできる。

フォント

プログラミング用に見やく調整された、ricty diminishedフォントをインストール。 ついでに、roboto、notoフォントもインストールする。

sudo apt install -y fonts-roboto fonts-noto fonts-ricty-diminished